心の時代といわれていますが、目に見えないものやことに抵抗のある男性にとって、
心理学やスピリチュアルなどという世界は、近寄りがたいようです。
しかし、社会の最前線で活躍なさるビジネスマンにとって、心の問題は避けて通れません。
それは、男性の再就職支援に携わった平成12~13年、ちょうどリストラの嵐が吹き荒れていたころでした。
どうしたら、男性がかっこよくはつらつと再就職に臨んでくださるかしらと、思いをめぐらせていたとき、茶道にめぐり合います。
お稽古場では、男性の所作がすばらしかったのです。
普段は、普通の感じのおじ様方「ごめんなさい。」が、
茶道のお稽古になると、きりりと引き締まって別人のよう!
そうだ。これだ!
茶道は男性を侍にしてくれる*そんな風に感じました。
そしてその後祖母が亡くなり、残してくれたお茶道具をもてあましながら、お稽古を続けつつ、ふと思ったのです。
戦国武将は、なぜあんなに茶道具を大切にしていたのかしら?
確か秀吉は信長公から、褒美として茶道具を賜り、一喜一憂いたします。
そんな時、NLP(神経言語プログラミング)と出会います。無意識にアプローチするNLPです。
ちょうどフロリダでトレーニングコースに参加したのが、2003年。そのとき五感を開く、五感に訴えるスピーチをする。
というという課題が出されました。
私は世界中からトレーニングに集まった、何十人ものトレーニー達を前に、
茶室での体験、いかに茶室が私たちの五感を開くかについてショートスピーチをしたのです。
ばらばらだった私の中の何かが統合された瞬間でした。
そうか、茶室は五感を刺激し、五感と直結している無意識・潜在意識の扉を開く役割を果たしていたんだ!
だとしたら、茶室はスピリチュアルスポットの入り口!
わくわくしました。
戦国武将は、知ってたんだ!
茶室に入ると何が起こるかを?
海外では、日本の精神文化である、禅や武道に関心が寄せられています。
その担い手であった戦国武将は、戦場にまで茶道具を持ち込み、生死の境で茶をたしなんでいたのです。
混迷を深める現代社会もう一度、私たちはここで日本の伝統文化や、精神性に回帰し、
それを見直す時期に来ているのではないでしょうか?
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和・美・場
日本人は古来より、その美しさを価値判断の基準としてきました。 潔さ、もののあわれ、滅びゆくものへの愛しみ、生まれゆくものへの祝福など、 在り方としての美しさを愛でてきたように思います。 そんな日本人が持って生まれた美しさへの思いを共有し、形にするところ~が、和・美・場~です。 和・美・場では、茶道を通して日本の美しさ、日本人の美への希求を分かち合いたいと思います。
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