テーマ:五感を開く茶室
まずは、茶の湯を体験なさいませんか?
初めてのお茶会に招かれたら、どうぞ、躊躇せずにご参加ください。
どなたかとご一緒なさるのがいいですが、 お一人でも、気軽なお茶会なら、
ぜひ、体験なさって、ください。
大寄せの茶会と言われている、たくさんのお客様が参加なさるお茶会は、 お勧めです。
持ち物や注意事項は、後ほど~
ここではお茶室の体験ってどんなものか少しイメージを遊ばせてみましょう。
お茶室に入るとまず、その空気感の違いにお気づきになるでしょう。
かすかなお香の香り。清められたお座敷には無駄なものは何一つなく、 なんだか凛とした感じです。
みなさん少々緊張した様子です。
始まるまで待合というところで待っていますが、時間になるとお一人ずつ 扇子を手に入り口でご挨拶をして入ります。
そしてお軸に一礼です。 床の間にかけてある掛け軸に向かいます。
その日のテーマがかかっています。 そこにお花とお香合(香を入れる小さな蓋付きの容器)
があれば、 共に拝見いたします。
先の方に続いて、自分の席につきます。
このくらいになると少し余裕が出てきます。 まずは香りの歓迎をゆっくりと受けましょう。
耳を澄ませば、かすかに聞こえるお湯が沸く音。人の動きに伴う衣擦れ。すり足で畳を歩く音…。
お客様が全員そろうと、最後のお客様、お詰めと言いますが、少し大きめの音を立てて襖を閉めます。
これで全員揃いました。
お招きくださったご亭主に聞こえるように合図を送ります。
お茶には皆様ご存じのようにお薄と呼ばれる薄茶と お濃といわれる濃茶があります。
お濃茶の席は、終始無言がお約束ですが、 お薄の席はそれに対して、明るく軽やかなのが対照的。
陰と陽の見事な対比です。
お茶席は、言葉を使わないコミュニケーション、 非言語コミュニケーションでスタートします。
あえて言葉を使わないのはなぜなのでしょうか?
お問い合わせは、こちらまで~
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和・美・場
日本人は古来より、その美しさを価値判断の基準としてきました。 潔さ、もののあわれ、滅びゆくものへの愛しみ、生まれゆくものへの祝福など、 在り方としての美しさを愛でてきたように思います。 そんな日本人が持って生まれた美しさへの思いを共有し、形にするところ~が、和・美・場~です。 和・美・場では、茶道を通して日本の美しさ、日本人の美への希求を分かち合いたいと思います。
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