心身一如

 

お稽古事を続けているとお点前が板についてきます。様になってくるということなのでしょうか。


初めて、先生に「点前が、板についてきましたね~」と言われたときは、とてもうれしかったです。


その人なりの所作が出来てくるということでしょう。

型はあるのですが、その型を自分自身のものにしてゆくということなのでしょう。


型はもっともシンプルにその動きや心身の状態を再現してくれる状態を創り出してくれます。

形にかなっていて自由であるという状態です。


 最初は型通りに動こうとします。型を覚え、順序手順を覚えます。それだけで精いっぱい。

順序を間違えないように。

というところから始まります。何度も繰り返すうちに無駄な力が抜けてきます。


 こうなってくると一つ目の喜びがやってきます。出来るようになった。覚える事が出来たということです。
 この型を覚える事が出来たら、今度はここにバリエーションが加えられます。

様々な展開が行われるのです。

この時型があるから、この型をベースにすることで豊富なバリエーションをつける事が出来るのです。


 自由にやるとそれらを効果的に効率的に再現することは不可能です。

最初のベーシックがきちんと身についているから、変わるところと変わらないところの区別がついて、落とし込むことができるのです。


「型」の持っている力です。
 
バリエーション、さまざまな展開を加えそれを覚え、身につけてゆくことで体が覚えている、


考えなくてもできる状態にまで鍛えてゆくことが出来るのではないでしょうか?



      学習の四段階


無意識の無能 まだ何もわかっていない状態です。

出来ないということもわからない。

混沌とした状態。

有意識の無能 あんなふうにやりたい。と気づいて

いて、知識はありますが、まだでき

ない状態です。

有意識の有能 考えながら手順を追いながら出来る

ようになった段階です。集中力が必

要です。マスターしていますが、不

測の事態に即応できません。

無意識の有能 考えなくても、身体が動く状態。

フリーハンドで出来ます。この状態

になって初めて身についたといえる

のです。お点前をしながら、お客様

とお話が出来る状態です。


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和・美・場

日本人は古来より、その美しさを価値判断の基準としてきました。 潔さ、もののあわれ、滅びゆくものへの愛しみ、生まれゆくものへの祝福など、 在り方としての美しさを愛でてきたように思います。 そんな日本人が持って生まれた美しさへの思いを共有し、形にするところ~が、和・美・場~です。 和・美・場では、茶道を通して日本の美しさ、日本人の美への希求を分かち合いたいと思います。