お茶会というとお茶とお菓子をいただいて
亭主の趣向やお客さまどうしの出合いを体験するのが一般的ですが、
そういったお席は、お茶事と呼ばれる催しの一部です。
お茶事は、季節によって違いますが、
お炭のお手前、
懐石料理、そして、お菓子とお茶をいただくもので、
四時間くらいかかります。 わお~!
お茶会は、大寄せの茶会と呼ばれるたくさんのお客様をお迎えし、
大広間など広いお茶室でお菓子とお茶をいただきます。
加えて点心といわれる軽食がふるまわれることもあります。
またお茶事は、一客一亭といわれる一対一の席から
五名位までの少人数の客数で行われます。
お茶事は、にじり口のあるような小間と呼ばれる四畳半の茶室で
行われることが一般的です。
炉(夏は風炉)というお釜をかけてお湯を沸かすコンパクトな
囲炉裏のようなものに、炭を継いで火が熾りやすくします。
夏は暑いので持ち運びできる小ぶりな炉を使い、これを風炉といいます。
5月~10月 風炉
11月~4月 炉
風炉も炉も、炭を次いでお湯を沸しますので、
まずは、炉、風呂に、炭が熾りやすいように組みます。
それにも決め事があり、作法に基づいて炭を組むことを炭手前と言います。
炭や灰といっても見たこともない方が、ほとんどでしょう?
炭は、そうそう、竈門炭治郎君は、炭焼き がお仕事でしたよね?
山にこもって、木を伐り倒し、炭焼きをするのです。
普通に木に火をつけただけでは、消し炭と言って
ただの燃えカスになってしまいます。
炭は、燃料ですから、
火をつけた瞬間から、燃え続けなければなりません。
切り口が、菊の花 のようになっているものは、菊炭 といわれています。
とてもきれいな炭です。
炭を、炉や風炉に火が熾りやすいように次ぐことを
炭手前といって、その様子もとても美しいものです。
今は、電気式の炉が多くなっていますので、
機会があればぜひ、お炭手前、拝見してください~
お茶会、体験なさりたい方は、
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日本文化について、脳科学、臨床心理からお話ししています!
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和・美・場
日本人は古来より、その美しさを価値判断の基準としてきました。 潔さ、もののあわれ、滅びゆくものへの愛しみ、生まれゆくものへの祝福など、 在り方としての美しさを愛でてきたように思います。 そんな日本人が持って生まれた美しさへの思いを共有し、形にするところ~が、和・美・場~です。 和・美・場では、茶道を通して日本の美しさ、日本人の美への希求を分かち合いたいと思います。
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