お茶会~初めてでも大丈夫!

初めてのお茶会は、不安ですよね? 

 行ってみたいけどどうしたらいいの? お作法は、なんとなくわかるけど、・・・ 

 やっぱり、不安?

 そんな時、 ご一緒してくださる方のなさり方、言葉遣い、しぐさに合わせましょう!


 相手に合わせるのは、本当にすぐに仲良くなれる魔法なのです!

 そうです、相手にペースを合わせるから、ペーシングといいますね!

 実は、相手に合わせるペーシング 

(ペースを合わせるので、ペーシング) はどこでも使えて、便利です。

 初対面の時には、少し様子を見ながら相手にペース、調子を合わせます。 


  姿勢、動作、表情、声の調子、話し方。 

 自分に合わせてくれる人に、私たちは好意を感じます。

 対立してくる人より、同意、同調してくれる人には、警戒心を持ちません。

 自分と同じ種類、自分の味方だと感じるからです。 


 最初は、少しずつ、首の角度や、手の位置、さりげなく合わせます。 

 互いが同調していい感じになってくるとお相手は、どんどん話しはじめます。


 そうなったら、お互いにハートとハートがオープンになって一体感が感じられる状態です。

 相手に合わせる、 相手に添ってゆく。   

そうするとなんと今度は、お相手があなたに合わせてくれます。                            ⚡              

逆転が起こるのです。 

 一体感が生まれると、どちらがリーダーでどちらがフォロワーか、わからなくなってくるのです。

          ワンネス、一体感💖がうまれたのです。  

私たちは今、自分自身を主張することばかりに意識が行っていて、 相手に添うということを置き忘れてきたような気がいたします。  

ペースを合わせる。相手に添う。それだけのことでどんな方とも信頼関係、居心地のいい関係が作れるとしたら、やってみる価値があると思いませんか。 

1.動作を合わせる。  同じようにお辞儀をし、同じように座り、ボディランゲージを合わせる。

 お辞儀は最も大きな全身を使った自己表現ですから、効果的です。

 手の動き、首の角度、うなずき方、足の運びなど茶室では同じように動くので、 自然にペースが合い、一体感・信頼の和・ラポールが取れてゆきます。

 2.言葉を合わせる。  同じような声の調子で、同じような速度で、穏やかに、和やかに、  お客様は、互いに声をかけます。 

 「お先に」  自分の次の方に、「お先にいただきます。」と声を掛けます。

  正客は次客に、次客は三客に、という具合です。

 「お相伴いたします」 「ご一緒にいただきます」 「お点前、頂戴いたします」  お茶をたててくださった方への挨拶です。

3.呼吸を合わせる。  息が合う。究極のペーシングです。 亭主がゆったりと点前を行っているのを無言で見ている一同は、 軽いトランスに入ります。 

特に濃茶席🔹では、無言で行われるのですから、尚更です。

 🔹お茶には、薄茶(おうす)と濃茶(ペースト状)が あります。 


 結果として呼吸も合ってきます。

またその後の薄茶席は、和やかで、朗らかな雰囲気です。

 思わず微笑みもこぼれるでしょう。 

 笑うと同じ呼吸になりますから、笑いはラポールの特効薬です。

主客は、互いに調和をとること、互いにペースを合わせることによって、

 心が一つになってゆくのですね?

 

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和・美・場

日本人は古来より、その美しさを価値判断の基準としてきました。 潔さ、もののあわれ、滅びゆくものへの愛しみ、生まれゆくものへの祝福など、 在り方としての美しさを愛でてきたように思います。 そんな日本人が持って生まれた美しさへの思いを共有し、形にするところ~が、和・美・場~です。 和・美・場では、茶道を通して日本の美しさ、日本人の美への希求を分かち合いたいと思います。