無意識の底力~

  無意識力を 発揮するには?  … 質問です。


  どんな質問をするかで人生が決まる。

 重要なのは質問するのをやめないこと。
                                                                        byアインシュタイン


私たちの脳はとても優秀で質問したことに対しては、無意識下で、ずっと検索が続きます。


たとえば、お顔とお名前が一致しない方、どなただったかしら?
と思いながらそんなことは忘れたころに、「


あっ」と思い出したり、


どうしようかなと思っていると、


まったく違う動作、お掃除しているときに、突然いいアイディアがひらめいたり 💡


 そんな風に新しいひらめきや求めていた答えが見つかるのにいつも働いてくれているのも私たちの無意識です


 ところで、茶室は、私たちの心身がゆっくりと着実に開き始めて、
様々なことを学び、考え、発想するのにとてもいい環境だったのです。


 目の前でお点前なさっている先生や諸先輩の動きを見て、そして稽古する。


繰り返すのは学びにとって大切なことです。


 型は、先人たちが残してくれた最も効果的で優れた知恵の結晶です。
この形をとることで、先人が到達した境地に導いてくれる早道に近づけます。
私たちの心身はつながっていますから、形から入る。


形をまねて、覚えることで、心も先人たちに近づけます。
これこそがモデリングの持つ力です。


 達人をモデルにして、そのまねをする!モデリング


 まず、その様子をイメージしてみます。

その方がなさっている様子です。
 その後、その人になりきって、自分がやっている様子をイメージします。


 うまくイメージできないところは、記憶があやふやですから、 次に確かめるといいでしょう。


 また、イメージの中で感じた違いも自分自身に取り入れてみると
 新しい気づきがあるかもしれません。


 そして、あせらずに何度も繰り返すこと。


現代の私たちは結果を急ぐあまり、すぐに結果が出ることを追い求めてしまいがちです。


じっくりと育む、その結果を信頼する。


そして待つ。時の流れにゆだねる。


現代の私たちがこういったことを忘れてしまった結果が、今の社会で起きていることだとしたら、


このあたりで先人たちの知恵の結晶を今一度、紐解くことが求められていると思います。


にじり口から茶室に入る感じを少し述べましたが、

その体験は、イメージできたでしょうか。


 この後、炉に炭を入れ、お香を焚き、懐石と呼ばれるお料理とお酒がふるまわれます。


お菓子を頂くと、一旦退席します。そして再び入室して、お濃茶とお薄を頂くのです。


この構成は、の演劇的要素である、
前後、二段、から影響を受けたといわれています。

いいます。




次は、実際にお茶会が進む様子を再現してみましょうね!

 
            
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和・美・場

日本人は古来より、その美しさを価値判断の基準としてきました。 潔さ、もののあわれ、滅びゆくものへの愛しみ、生まれゆくものへの祝福など、 在り方としての美しさを愛でてきたように思います。 そんな日本人が持って生まれた美しさへの思いを共有し、形にするところ~が、和・美・場~です。 和・美・場では、茶道を通して日本の美しさ、日本人の美への希求を分かち合いたいと思います。